体脂肪率の平均値と理想の関係

痩身に関すること

痩せ薬

痩身効果を期待して服用する薬のことを、「痩せ薬」とそのままの名前で呼びます。TVの通販番組や雑誌の広告等で宣伝されている場合もあるので、実際使ったことはなくてもそういうものが存在すると知っている人は多いかもしれません。

それらは「飲むだけで痩せる」ということを宣伝文句として謳っていることがほとんどですが、その販売主たちが申し訳程度に記しているようにその効果には個人差があるのが普通で、また危険な副作用が存在していることもあります。少し前まで問題になっていたのが、近年までヨーロッパで使われていた「フェンフルラミン」という薬です。

人間の体内ではその行動や精神に影響を与える「神経伝達物質」というものが作られていて、「ノルアドレナリン」、「ドーパミン」、「セロトニン」の3つは三大神経伝達物質と呼ばれます。その中のセロトニンは食事時、脳に満腹感を伝える役割があるのですが、フェンフルラミンはそのセロトニンの濃度を故意に高め食欲を抑えるという効果を持っています。

そのため飲み続ければ痩せるとされ、1996年にアメリカでも許可が下り市場に出回ったのですが、翌年この薬は心臓の弁が正常に機能しなくなる「心臓弁膜症」や、肺にかかる血圧が通常よりも高くなる「肺高血圧」を招く危険性があると指摘され、即座に回収が行われました。

しかしその後2002年に日本でも、主にインターネットや口コミ等を通じてフェンフルラミンが混入された健康食品が出回り、健康への被害が引き起こされる事態が多発しました。痩せ薬とは非常に手軽で痩身に効果的なもののように見えますが、安易に手を出すのはかなり危険な代物なのです。

Copyright (C) 体脂肪率の平均値と理想の関係 All Rights Reserved