体脂肪率の平均値と理想の関係

体脂肪率の計測方法

皮下脂肪厚法

人間の皮下脂肪がどれくらいあるのか、それを調べる方法は色々とありますが、その中でも最も簡単だと思われるのが「皮下脂肪厚法」、もしくは「キャリパー法」と呼ばれるもので、これには「キャリパー」という計測機を使用します。

キャリパーは計測装置の先につまみがついたような形をしており、このつまみで皮膚と、その下にある皮下脂肪組織をつまみあげることによって、そのつまんだ部位の皮下脂肪がどれくらいあるかを計測、その値を計算式に当てはめることによって全身の脂肪率を推定するというものです。

なお計測を行う部位は、主に上腕三頭筋(いわゆる二の腕)と肩甲骨の下、へその横部の3か所になります。このような皮下脂肪の測定は1900年代初頭から既に行われていたようですが、皮下脂肪から身体の密度を計算し、体脂肪を推定するという研究が本格的に始まったのは1950年代になってからで、皮下脂肪の厚さと身体の密度に高い相関関係があることが判明すると、皮下脂肪から身体の密度を求める式が数多く生み出されました。

そしてその後、1955年からキャリパーのデザインや測定の精度、方法に関する研究が始まり、今現在では高品質の金属を素材として作られたものや、プラスチックで作られたものまで様々な種類が存在し、その材質によって値段や精度に少なからず差が現れます。

キャリパーを使う方法は非常に手軽で、この器具さえあれば誰にでも測定を行うことができますが、キャリパーによる脂肪のつまみ具合によって数値に大きな差が出るので、安定した結果を出すためには同程度つまめるようにある程度の熟練が必要となり、また内臓脂肪を計測できないという難点があります。

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