体脂肪率の平均値と理想の関係

体脂肪率の計測方法

水中体重秤量法

肥満かどうかを知るための目安となる数値としてBMIがあるということは既に解説しましたが、これは身長と体重だけを計算の対象とするためあくまでも目安の数値しか出ず、実際の体脂肪率は知ることができないという難点があります。

そのため正確に体脂肪率を測る方法は試行錯誤され続け、今に至るまで色々なものが生み出されてきました。その中の1つにあたるのが「水中体重秤量法」、もしくは「水中体重測定法」と呼ばれるものです。この計測方法は、古代ギリシャの数学者であり物理学者、はたまた技術者や天文学者でもある「アルキメデス」が発見した「アルキメデスの原理」という、そのものズバリな名前の物理法則を利用したものです。

この法則は気体や液体等の「流体」の中に存在する物体は、その物体が押しのけた流体の重さと同じ分の浮力を受けるという内容になっています。そのためこの水中体重秤量法の計測法というのは、下に体重計を配置した水槽の中を水で満たし、その中に頭のてっぺんまで浸かり沈んだ状態のまま体重を計るというものです。

人間の身体は水中に入ると脂肪によって浮くので、その状態で体重計に出る数値は骨や筋等といった水に沈みやすいものの重さだけになります。その水中で測った体重と水から上がった通常状態で測った体重の差を比べることによって、脂肪の体積を計測するのです。

これは比較的正確な値が出ますが、計測のための施設が大掛かりになってしまい実際に計測を行えるところが少ない、また計測中はずっと息を止めていなくてはならないのでちょっとした練習が必要である等のデメリットも存在します。

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